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      SDGsについて
      (2021年10月10日更新)   
藤原 敬明
「SDGsは必要なの」
1. SDGs(エスディージーズ)は持続可能な開発目標への取り組み
 2015年9月、ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、193の加盟国によって「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が全会一致で採択されました。 SDGsはこの2030アジェンダに記載された持続可能な目標です。アジェンダとはプラン・計画という意味で、実行に移されるべき事柄の意味合いがあります。
 SDGsは、Sustainable Development Goalsという英語の頭文字を取った略称です。 2016年〜2030年の15年間で達成するために掲げた目標である17の目標(ゴール)と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されていて、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。 17の目標には、「こういうふうに行動し、こんな状態になりたい」という内容が書かれています。
2.SDGsの特徴
 SDGsはかつて行われていた社会貢献活動やメセナ(文化貢献活動)とは少し異なります。これらは本業との結び付きが弱く、社会に対する償いの面がありました。 しかし、SDGsの取り組みは本業を通じての社会貢献の面が強く、企業理念のミッションと社会課題の解決の両立を目標としています。 サステナビリティを重視しており、本業の強化に結び付けることが可能になっています。
3.個々の企業がSDGsを作成するとは?
 SDGsは17の独立したゴールではありません。17の項目それぞれが互いに関係しあうゴールを示した普遍的なアジェンダです。 1社だけでSDGsを達成することはできません。社会や経済の仕組みを根底から変えられるよう、さまざまなパートナーと協働しています。  経営資源が多く、事業範囲の広い大企業の場合、17の目標を達成するSDGsを作成している企業もあります。 大企業の場合は良いのですが、社内資源の限られる中小企業の場合は総花的なSDGsとなり、企業の活動を表現し切れていないことがあります。  中小企業がSDGsを作成する時は、17の目標を必ずしも全て達成する計画を作成する必要はありません。 自社が少し頑張れば達成できる目標を17の目標の中から3~5個の目標を選び出し作成します。 多くの企業がSDGsの計画を作成し取り組ことによって、全体としてSDGsの17の目標に取り組むことができます。

SDGsのメリット1
 ミレニアル世代やZ世代など若い人は誰かのために役に立っていることとともにサステナビリティへの関心が非常に高くなっています。 企業はSDGsに本気で取り組むことによって社員の採用がより容易になります。 また、消費者としても社会課題に取り組んでいる企業として好感度を持ち、商品やサービスを販売しやすくなり、事業活動を継続しやすくなります。

SDGsのメリット2
 経営学者のピーター・ドラッガー氏の創作と言われている3人の石工の話があります。旅人が3人の石工に何をしているかを尋ねました。1人目は生計を立てている、2人目は世界一の石工の仕事をしている、3人目は教会を建てていると答えました。このことは社員の中でもみられ、大雑把に1/3ずつ分けられます。ドラッガーは視野を広く持った3人目の石工を推奨しています。 3人の石工の考え方は企業においても同様に見られます。1人目や2人目の石工の考えでは、企業をとりまく環境変化の激しい現在において変化に適応するのが難しくなります。 SDGsは3人目の石工の考え方に近づけて視野を広くしてくれ、変化に対応しやすくなります。

SDGsのメリット3
 SDGsの17の目標と169のターゲットの枠組みの中で世界中の企業が戦略を考えるため、容易に世界中の企業の戦略を理解することができます。 17の目標に対してそれぞれアイコンがあり、それぞれのアイコンには数字が振られており、例え外国語で書かれていてもアイコンを見れば戦略を理解することができます。 SDGsを作成することはグローバル化の一歩となります。
4.SDGs作成の方法
 1つ目の方法は社是や経営理念から作り上げる方法です。別の軸から見直すことによって社是や経営理念の内容がより明確になることもあります。 老舗企業であれば創業の精神から、若い企業でも経営理念やミッション・ビジョンといった言葉で、「我々が集まってこの事業を一緒にやる意義や目的」を共有しています。 なお、社是は一般的に下記の3つから構成されます。
 @ 事業領域(ドメイン)
 A 自社の存在意義(パーパス)
 B 社員の行動規範
  企業が伝えたいメッセージをまとめたり、経営者の考えていることを言語化したりする。視野を広く持って、考えられていない部分に思いを馳せてもらう。 その思考の過程をそのまま言葉にしていくのです。特に、自社の存在意義(パーパス)と社会問題の解決を両立させることが重要となります。
 2つ目の方法が経営計画(中期)の時に、SDGsの17の目標に対し、当社として何ができるかを分析し、計画を立てていく方法です。 経営理念や経営目的の実現のために、毎年利益を上げて存続していくのが企業です。 目的を実現するためには、具体的な目標を決めて、主に経営者と従業員の間で共有し、日々の活動に落とし込んでいくことになります。
5.個々の企業がSDGsを作成するとは?
 SDGsは17の独立したゴールではありません。17の項目それぞれが互いに関係しあうゴールを示した普遍的なアジェンダです。 1社だけでSDGsを達成することはできません。社会や経済の仕組みを根底から変えられるよう、さまざまなパートナーと協働しています。  経営資源が多く、事業範囲の広い大企業の場合、17の目標を達成するSDGsを作成している企業もあります。 大企業の場合は良いのですが、社内資源の限られる中小企業の場合は総花的なSDGsとなり、企業の活動を表現し切れていないことがあります。  中小企業がSDGsを作成する時は、17の目標を必ずしも全て達成する計画を作成する必要はありません。 自社が少し頑張れば達成できる目標を17の目標の中から3~5個の目標を選び出し作成します。 多くの企業がSDGsの計画を作成し取り組ことによって、全体としてSDGsの17の目標に取り組むことができます。
以上

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