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タイランド視察記
(2005年8月17日更新)
佐々木秀孝
 数回タイランドへ旅行をしていますが、今回は主に商業関連に意識を持って視察をしました。思いつくままにレポートします。
 タイの商業施設の特徴の一つは、「ワールドトレードセンター」や「エンポリウム」に代表される大規模商業施設です。日本ではあまりない規模の商業施設が、数多く存在します。
 ワールドトレードセンターは、大規模のショッピングモールで伊勢丹や免税店などがテナントとして出店しています。デパート、免税店、レストラン、化粧品、家具、貴金属などの店があり、高級品のワンストップショッピングが可能ですが、全フロアーを観て回るとすれば、1日は十分に必要となる規模です。(写真で規模を確認してください)
 
〔ワールドトレードセンター〕

〔ワールドトレードセンター内〕
 エンポリウムは、世界中の高級ブランドが出店するショッピングモールです。ルイビトンやプラダは勿論のこと世界の主要ブランドが出店しています。PanasonicやSONYといった日本の家電メーカーのアンテナショップも向かい合わせで出店しています。また、デパート、食料品スーパーも出店しており便利に買い物ができます。
 
〔バッポン〕
 このような華やかで規模の大きな商業施設と対極にあるのが、パッポン・ナイトバザールに代表される小規模な屋台が集積したショッピング通りです。一坪程度の屋台でTシャツ、ベルト、靴、土産物などが売られています。品物は高級品ではなく取り立てて珍しい物が売られている訳ではないのですが、店舗数が多いことと観光化していることで日本人のみならず海外からの観光客で賑わっています。日本でも商店街の活性化などに参考にできるのではないかと思います。
 一般の個店では、大通りに面した店舗を観察しますと全般的に照明が少なく暗い店が多いと感じました。昼間に貴金属店や陶磁器店などに入りましたが、照明が暗くて商品の詳細部分が見辛い状況です。なぜ、このような照明なのかは不明のままです。
  日本ではコンビニエンス・ストアが隆盛ですが、タイにおいても10年ほど前からコンビニを見かけるようになり、現在では大通りの数百メートルおきに「セブン・イレブン」や「ファミリーマート」などのコンビニがある状態です。ホテルへ帰る前にミネラルウォーターやビール・おつまみ等の買い物に便利です。
 日本のデパートについては、ワールドトレードセンター内に「伊勢丹」があり、高級感のある品揃えと店づくりが特徴です。また、食品売り場では、豆腐、味噌、梅干などの日本の食材には不自由しない品揃えです。日本酒、焼酎、日本ブランドのビールなどもあります。
 「東急」は、デパートというよりはスーパーといった品揃えと店舗になっています。立地と客層から、あえてこのような店作りにしているのではないかと判断します。

〔東急前で筆者〕
 早くからタイに出店していました「そごう」が閉店になって寂しい思いをしました。
 取り留めの無いリポートでしたが、タイは活気があり、一見の価値があります。一度お出かけしてみてください。

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